ある人を指して、変わった人とか普通の人とか言うことがあると思います。
私の叔父に当たる林田学さんは恐らく前者の“変わった人”になると思います。
彼は若いころ、アメリカで数年ヒッピーのような暮らしをしていました。
今でもフラッと海外に行って、しばらく帰ってこない時があります。
そもそも、日本にいる時も何処にいるのかわからない事が多く、携帯電話も持たないものですから、いざ用事が出来てもなかなか捕まえられない人なのです。
私は子供の頃から、この風変わりな叔父に連れられて、日本中色々な所に連れて行ってもらいました。
連れ回されていた・・という感もありますが、彼との旅はいつも私に新しい発見を与えてくれたのです。
夏休みに海岸にそって車で日本一周の旅に出かけたり、冬休みは泊まり込みでスキーやスノーボードを楽しみました。
初めて海外に行ったのも、この叔父に連れられてのアメリカへの旅でした。
身体の大きな外国の方の中でも堂々としている叔父は頼もしく、格好良く見えたものです。
叔父は50に差し掛かった今も独身です。
もしかしたら、私を子供代わりに可愛がってくれていたのかもしれないと、私自身が大人になって思うようになりました。
今度、私の姉が出産します。
私も叔父のように甥っ子を色々な旅に連れ出してやろうと、こっそり考えています。